慢性痛

過敏性腸症候群(IBS)がなかなか改善しない理由――腸と脳・神経系の関係

はじめに 検査をしても「異常なし」と言われるのに、お腹の調子が悪い。 通勤前や大事な予定の前になると、決まってお腹が痛くなる。食事の内容に気をつけても、しばらくすると症状が戻ってくる。 そんな経験はありませんか。 過敏性腸症候群(IBS)は...
慢性痛

顎関節症・歯の食いしばりがなかなか良くならない理由――無意識の緊張と神経系の関係

はじめに 朝起きたときに、顎がだるい。 気づくと、奥歯を強く噛みしめている。 パソコンに向かって集中していると、いつの間にか歯を食いしばっている。 マウスピースを作って使っているけれど、歯ぎしりや食いしばりそのものはなくならない。 そんな経...
慢性痛

慢性的な頭痛・片頭痛がなかなか良くならない理由――首の緊張と神経系の関係

太陽光が額に差し込む中、穏やかに目を閉じて横たわる女性
慢性痛

検査で異常がないのに腰が痛い――非特異的腰痛症と神経系の関係

「レントゲンを撮っても異常なし」「MRIでも原因が見つからない」「どこも悪くないと言われたけれど、腰の痛みが続いている」 このような経験はありませんか。検査で異常が見つからないのに痛みが続くとき、「自分の気のせいなのか」「精神的な問題なのか...
慢性痛

慢性的な肩こりが治らない本当の理由――揉んでも戻る、その背景にあるもの

以前の記事「【整体・マッサージでも治らない方へ】なぜ、揉みほぐすほどに『痛みの防衛』は強くなってしまうのか?」では、整体・マッサージが慢性痛を悪化させる仕組みについてご紹介しました。今回はその中でも特に多くの方が悩まれている「肩こり」に絞っ...
慢性痛

慢性的な痛みは「単なる身体の痛み」ではなく、トラウマの影響として経験される

「検査では異常がないと言われた」「気のせいではないかと言われた」「痛みがあるのは、自分の心が弱いからだろうか」 慢性的な痛み(慢性痛)を抱えていると、こうした言葉に傷ついたり、自分を責めたりすることがあるかもしれません。 けれども、慢性的な...
慢性痛

慢性痛は「終わらなかった生存反応」だった

今年2月、朝日新聞傘下の人文書専門メディア「じんぶん堂」に、拙訳『痛みからの解放』(春秋社)に関連した寄稿記事を2回シリーズで掲載していただきました。今回はその第2回をご紹介します。 前回は、慢性痛が心身二元論という近代的な人間観を揺さぶる...
慢性痛

慢性痛は「心の問題」でも「気のせい」でもない

今年2月、朝日新聞傘下の人文書専門メディア「じんぶん堂」に、拙訳『痛みからの解放』(春秋社)に関連した寄稿記事を2回シリーズで掲載していただきました。今回はその第1回をご紹介します。 慢性痛という「見えない危機」 慢性痛は、世界人口の約2割...
セラピー

セラピストも間違える――完璧なセッションは存在しない、だからこそ大切なこと

セラピーを初めて受けようとするとき、こんなことを期待している方がいるかもしれません。 「このセラピストなら、自分のことを全部わかってくれるはずだ」「ここに来れば、きっと完璧に治してもらえる」 その期待は、長い間苦しみを抱えてきた方ほど、切実...
セラピー

初めてのセラピーで大切にしていること――つらい体験を、最初から無理に話す必要はありません

初めてセラピーを受けるときは、誰でも少し緊張するものです。 「うまく話せるだろうか」「こんなことを話しても大丈夫だろうか」「これまで何をしても変わらなかったのに、今度は本当に大丈夫だろうか」 そんな不安を抱えながら来られる方も少なくありませ...